ちょいとあっちこっち見てたらちょっと興味深い話題があったので
SPのお話でもしてみようかな、と。

*私も完全に把握している訳ではないのでそういう考え方もある、程度にお受け取りくださいな。

・痛撃は闘志より弱いのか?

痛撃 … 一回だけ攻撃が確実にクリティカルする。消費SP25
闘志 … 一ターンの間、何回でも攻撃が確実にクリティカルする。消費SP40

1ターンに二回以上攻撃した場合、闘志の費用対効果は痛撃をブッちぎる訳です。
二倍以下の消費SPで二倍以上の効果時間(効果回数?)なのですから、もう相手になりません。

……と単純に考えたらそうなりますよね。

まず、この二つ似ているようで非なる用法を持つSPです。
皆様はこれらをどう利用されていますか? ……擬似三倍とかは無しで。

色々な遊び方があるので絶対とは言えませんが
多くの方は痛撃を『ボスや強ザコなど強敵に対して、あるいはザコの一撃ダウンを狙うための大ダメージを与える手段』
闘志を『ザコを反撃無双する時の手段』として考えられるのではないでしょうか。
(闘志に関しては痛撃と同じ用法で使う事も出来ますが、その場合は圧倒的に劣化痛撃になります)

さて、闘志が痛撃より有効である状況は1ターンに複数回攻撃が可能であるのが前提になります。
SRCのシステム上、この状況は結構限定されてきます。つまり…

・闘志使用者が複数回行動が可能。
あるいは
・自ターンでの攻撃+敵ターンでの反撃n回

の大体どっちかになります。

まず、『複数回行動』について。
考えられるのは『覚醒』『再動』などのSP、あるいは再行動アビなどを利用することですが…
ちょいと大掛かりですし、特に外部からの支援が可能な状態ならわざわざ闘志に頼る必要も少ないでしょう。
これが可能な時期にはもう魂が猛威を奮ってると思われます。
個人的には覚醒+闘志はちょっとアリですが… 一人乗りでやるなら強くはないですね。


で、後者のいわゆる『反撃無双』。こっちがメインの用途になるのではないかと思います。
先述した通り、二体以上に攻撃、あるいは自分からの攻撃+反撃で一体を二回攻撃すれば
単純な費用対効果的には痛撃を上回るように見えます。

そう、見えます。が、皆様ちょっと想像して頂きたい。
『さー、これからザコ無双するぞー!』という時にどうするか。

はい。そうです。

『集中』『鉄壁』『堅牢』この辺りが必要になります。
場合によっては『必中』や『直撃』や『機先』も、でしょうか。
もちろんこれらを必要とせずに無双を実行できる強力なユニットも存在します… が
極々一部の超列強クラスです。


少なくとも普通のユニットが闘志を最大活用しようと思えば
闘志(40) + 安定した回避(集中(15)) or 攻撃に耐え切る防御力(堅牢・鉄壁(30))
が必要になるでしょうか。
55〜70とザコに使うとなるとちょっとお安くない消費量です。
個人的には、ですがよほど急いでないなら2ターン使って集中 or 鉄壁堅牢使って戦った方がお徳かな、とは思います。

闘志を効率の良いSPとして見るには少し状況を限定しなくてはならない、と
個人的には思ってます。少なくとも万人が使って費用対効果のそこまで優れたSPではないと見てます。
闘志単体で活用できるユニットがいたら、それはよほど武装の相性が良いか、そもそも超強いかのどっちかです。
(でも、闘志は弱い訳ではないです。少なくとも消費が軽い分激闘よりは全然強いよ!)


で、痛撃。こちらは擬似三倍SPを考慮しなければ劣化熱血ですのでそういう使い方になります。
威力低めな分、熱血より消費が15軽い、という利点がついてきます。
集中・ひらめき一回分、小さいですが確かな利点です。
ザコの一撃ダウンを狙う場合、この利点は熱血より有利に働く事もあります。
なにせ熱血の消費量が2/3。熱血(40)二回に対して、痛撃(25)三回。
もしくは熱血と同消費でひらめきや集中が付いてしまいます。
この地味な取り回しの良さが単純なダメージSPとしてみた場合の痛撃の利点であり、
闘志との比較での単純な額面差をひっくり返す優位性、といったところでしょうか。
(ほんと、擬似三倍コンボさえなければ良いSPなのに…)

だらだら長文になりましたがまとめると

・似たような効果だけど用途が違うんで単純に比べられない
・SP消費が少ないというだけで大きな利点になる事がある
・擬似三倍コンボ死すべし

こんなところでしょうか。

気が向いたら我慢と忍耐についてもそのうち。